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自社開発AIをBtoB後払い決済のフィンテックサービス「Paid」に導入決定!

AIによる最高1000万円の利用限度額付与も視野に
2017年11月8日 Paid

株式会社ラクーン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小方 功)が提供する後払い決済のフィンテックサービス「Paid(ペイド)」は、ディープラーニング(深層学習)を活用した自社開発AI(人工知能)による与信審査を、年明けを目途に開始いたします。

 

■Paidとは
BtoB(企業間)取引において掛売り(後払い)決済のニーズは高く、売上拡大には必須の決済手段です。しかし、与信管理や請求書の発行、代金回収等の請求業務にかかる手間やコスト、未回収が発生するリスクを考えると、販売側企業が後払い決済を導入することは簡単ではありません。そこで企業間の後払い決済で発生する請求業務を一括して代行するのが、後払い決済のフィンテックサービス「Paid」です。販売側企業とその取引先企業の間で生じる請求業務をすべて代行し、未回収が発生した際も代金を100%支払うことで、「Paid」を導入する企業(以下、導入企業)が事業拡大に集中できる環境を創出しています。

■導入の背景
現在「Paid」は導入企業の取引先(以下、取引先企業)が初回審査を通過すると、基本的に一律の利用限度額を付与しています。今回、与信審査テスト段階では従来比3倍以上の与信枠が付与される企業も存在しており、AIによる最高1000万円の初回付与も視野に入れ、より一層の与信判定精度向上に努めてまいります。これにより、導入企業は初回から十分な利用限度額を取引先企業に提供できるようになるため、取引額の拡大に繋がることが予想されます。

※「Paid」に関する与信審査および売掛債権保証は、グループ会社の株式会社トラスト&グロースが行っています。

■今後の展望
ビッグデータを持つフィンテックサービスと、深層学習にビッグデータを要するAIは親和性が高いと言われています。今回「Paid」の与信審査に導入するAIには、これまでのサービス運営で培ってきた取引実績情報等をベースに、独自開発したシステムを用いています。運用開始後もデータが蓄積されてAIが学習することで、これまで発見できなかったリスク傾向を見つけ出すことができ、判定精度は向上していくことが予想されます。既に社内システムとの連携調整を開始しており、与信システム運用環境への本格実装は年明けを計画しています。今後、深層学習によって審査精度をさらに向上させていき、高額の掛売り取引が瞬時に完了する社会を実現してまいります。

■参照
Paid
(ペイド)
http://paid.jp
企業間取引における与信管理から代金回収業務まですべて代行するBtoB後払い決済サービス。売り手企業は、請求業務や回収漏れの負担がなくなり、安全でスピーディーな掛売り取引を実現可能。買い手企業は月締めでの取引が可能となり、キャッシュフロー改善に貢献。現在2,500社以上の加盟企業が利用中。一般社団法人Fintech協会加盟。

株式会社ラクーン
代表者 :代表取締役社長 小方 功
所在地 :東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立 :1995年9月
資本金 :828,291千円(2018年1月末時点)
株式 :東京証券取引所市場第一部上場 証券コード3031
URL : http://www.raccoon.ne.jp/

<本件に関するお問合せ先>
[広報] 山崎・有本
TEL:03-5652-1692
MAIL:pr@raccoon.ne.jp

[IR] 木村
TEL:03-5652-1711

<サービスに関するお問合せ先>
[Paidサポートデスク]
TEL:03-6684-9505

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